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清涼寺(浄土宗)は「嵯峨の釈迦堂」(さがしゃかどう)の名で、人々に親しまれています。
拝観料無料で広々とした境内をゆっくり見物できます。
境内には豆腐料理のお店や甘味処「大文字屋」(嵯峨野名物「あぶり餅」)もあって、休憩するにはピッタリ。本当のんびりしちゃいます。


●由来
浄土宗の元祖法然上人が、24歳の時に人々を救う仏教を求めて、同寺の釈尊像の前に7日間おこもりした由緒ある寺院。 光源氏のモデルといわれる嵯峨天皇の皇子、源融(みなもとのとおる)の山荘「棲霞観」があったところが、のちの寛和2年(986)に棲霞寺となりました。
この寺に永延元年(989)奈良東大寺の僧 凋然(ちょうねん)上人が宋から持ち帰った釈迦如来を安置するため発願によって建てられることになりましたが、その弟子盛算により完成を見た寺です。1016年、凋然の没した年でした。

何度かの火災の為、当時の建物は焼けてしまい、現在の本堂は元禄14年(1701)再建されたものです。インド・中国・日本の「三国伝来の生身のお釈迦さま」は、国宝に指定されており多くの人々の信仰を集めています。 嵯峨野にある多くの寺のうち、国宝の仏像があるのはここだけです。

●「三国伝来の生身のお釈迦さま」 
凋然が中国へ渡った折、インドで釈尊37歳時の生き姿を刻んだといわれる栴檀(せんだん)の香木で作られた像が中国に伝えられているのを見て、その像を模刻して日本に持ち帰った(985年)ものです。完成時にお顔に仏牙を入れた時、1点から血が出て、生身の仏であることを示されたといわれています。
●境内の主な建物の紹介
●本堂(釈迦堂)
本堂に安置されている国宝の釈迦如来像は、毎月8日11時に特別無料開扉しています。
●仁王門
1776再建。金剛力士像は室町後期のもの。
●多宝塔
京都府文化財・江戸時代 1700年建立。 高さ約13m
●霊宝館
平安時代に作られた仏像や掛け軸、屏風などの国宝や重文が多く展示されています。
4月5月、10月11月の日祝日に特別公開されます。
●豊臣秀頼公首塚
昭和55年に大阪城三の丸跡地の発掘現場から出土した首を当寺に納められたものです。
●お松明(たいまつ)京都三代火祭りの一つ
3月15日夜、豊作を祈願して参道や境内にお店と人の集まりがにぎわうなか、「お松明」とよばれる火祭りが行われます。
朗々とつづく続経のうち、三基の大松明に火が点けられ、春浅い闇の空に炎が舞いあがります。

また、この日は早くから、嵯峨大念仏狂言(だいねんぶつきょうげん)が境内の舞台で催されます。
住 所: 〒616-8447 京都市右京区嵯峨釈迦堂 藤の木町46 地図
TEL: 075-861-0343
アクセス: JR嵯峨嵐山駅→(徒歩10分ぐらい)→清涼寺
バス停 嵯峨釈迦堂前から徒歩1分
■京都バス嵐山営業所・TEL(075)861-2105
拝観時間: 9:00〜16:00
拝観料: 境内無料 (本堂拝観400円、霊宝館400円)
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