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化野念仏寺から更に坂を登ると、愛宕念仏寺があります。天竜寺より嵯峨野巡りを始めると一番遠い場所のせいか人影もまばらになります。 (ガイドブックにもほとんど載っていません)
ここまでは上り坂ですが、愛宕念仏寺から嵯峨野巡りを始めると、殆ど下り坂なので楽に観光ができるかもしれませんね。
とてものどかで、まだ嵯峨野の自然をたっぷり味わえるお寺です。 秋は紅葉の名所としても有名です。

●由来
愛宕念仏寺は奈良時代にさかのぼり聖徳太子の発願で建立されたそうです。
その後平安時代初期に醍醐天皇の命で、天台宗の僧である千観内供(せんかんないぐ)(高僧)によって再興され天台宗比叡山の末寺となりました。
千観は常に念仏を唱えていたので、念仏上人と呼ばれ、愛宕念仏寺と呼ばれるようになったそうです。 愛宕念仏寺の本尊は千手観音像、他にも千観内供像(重文)・仁王像・ふれ愛観音、火除地蔵菩薩像、 三宝の鐘などがあります。
●心にダイレクトに訴えかけるユニークな千二百羅漢
シーンと静まり返った境内に入ると苔むしたユーモラスな羅漢像に圧倒されます。
よく見るとそれぞれが個性的でユニークな顔やポーズになっています。
中にはギターを持って歌っている羅漢さん、赤ん坊を抱きしめている羅漢さん、お酒を持っている羅漢さん……。どれもがおだやかなお顔をしていてそれぞれの物語を持っています。 その表情は個性豊かで、きっと眺めているだけでも飽きないですよ。
どんな思いで彫ったのか思いを馳せたくなります。 苔むした羅漢さんはかなりの年代のもの?いえいえまだ20年ぐらいなんだそうです。
●千二百羅漢の歴史
仁王門には鎌倉初期に造られた仁王像が祭られています。 この仁王門は、昭和25年の台風で破損大となりました。
昭和56年ここが廃寺同然だったところ国家安泰を願い修復費用捻出のためもあって、五百体の羅漢を全国に募集したそうです。
賛同した方達がそれぞれの思いを込め作り上げたもの。
最終的に羅漢の数は千二百体となり、平成3年11月には「千二百羅漢落慶法要」の儀式が厳かに執り行われました。
住 所: 〒616-8439 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5 地図
TEL: 075-865-1231
アクセス: JR嵯峨嵐山駅→(徒歩30分ぐらい)→愛宕念仏寺
バス停 愛宕寺前下車
■京都バス嵐山営業所・TEL(075)861-2105
拝観時間: 9:00〜16:30
拝観料: 無料(パンフレット300円)
URL: http://www.otagiji.org/
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